今ニュース等でも話題になっている、TPP=環太平洋パートナーシップ協定。
この言葉を知ったのは、恥ずかしながら、2ヶ月ほど前です・・
勉強不足は今も否めません。
でも率直にいって今、緊急の問題であり、
ひょっとしたら原発よりも恐ろしいものではないか・と思っています。
詳しくは、既にわかりやすいホームページが開設されているので、
こちらでどうぞ。。↓↓
「サルでもわかるTPP」
「考えてみよう!TPPのこと」
上記サイトを見たり、有識者の意見を聞いたりして、
「直観的」に、素直に怖いと思った事は2つあります。
1つ目は、日本の医師会も懸念する「国民皆保険制度」の終焉・・
本当にそうなってしまうのだろうか、と今でも疑心暗鬼です。
TPPの交渉にまずは参加だけでもしろ・と、昨今、既存メディアは挙って言っていますが、
この交渉に一端参加すれば、もう抜けられる事はできないとも聞きます。
貿易に対する障壁として、国内のあらゆる制度が、
都合のいい様に変わってしまう恐れもあると・・・
同時期にマイケル・ムーア監督の「シッコ」という映画を見ました。
アメリカは国民皆保険制度の無い唯一の先進国で、
民間の医療保険に入れない人がおよそ5000万人いるといいます(Wiki)。
驚いたシーンは数あれど、一番衝撃的だったのは、
支払いができなくなった患者が、病院の車で連れ出され、
スラム街に「捨てられる」シーン・・
対照的にフランスやイギリスの皆保険制度が紹介されます。
まさしく「誰でも平等に受けられる」皆保険制度・・
TPPに参加すると、混合診療が解放し利益追求型の病院が生まれ、
富裕層だけが良い薬と医療を受けられる「所得による医療格差」
が生まれるとの医師会は最近の会見でも懸念の声を上げていました。
この国もそのうち「シッコ」の世界になってしまうのかな・・と、
私も先行きの見えない、漠然とした不安を覚えたのです。
今、日本は全国各地に、ゆっくりと、でも確実に、
放射能汚染が蔓延してきています。
多くの人々は、原発や放射能に関する既存メディアの報道が減少し縮小している事で、
さも原発事故が収束したかのような錯覚を起こしているようです。
しかし、原発事故は今でも進行中で、収束のめどもついていないのが現状。
一日当たり1時間約2億ベクレルの放射能が漏れているといいます。
広瀬隆氏によれば、通常の1000倍・・
それは風に乗ってここ首都圏にもやってきているのでしょう。
最近では横浜のストロンチウム検出も耳に新しく、
それ以外にも恐ろしい物質は飛んできていて身の周りに存在するのだろうと思うと、
気が気ではありません。
それらが起こす晩発障害・・白血病や癌だけではなく、
免疫機能低下によりあらゆる病気を誘発するというも聞きます。
セシウムは甲状線や心臓に溜まりやすいと、
被曝症状に詳しい肥田先生や崎山先生も言っておられました。
心臓に溜まった場合は、心筋梗塞などを引き起こす可能性も・・
5年~10年後、放射能の影響が顕在化し、私達の身体と精神を蝕み始める頃に、
もし、今ある国民皆保険制度が崩壊していたらどうすればいいの??
弱り目に祟り目では済まない事態を憂います。
行き先は不透明で良く解らない事ばかり続きます。
せめて政府には詳しい内容や説明を、
私達国民に公表して欲しい・・
平和・・普通に健やかに生きれらる事だけを、
本当に切に願ってやみません。
2つ目についてはまた今度・・・