Kyon {Silence Of Monochrome}

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2021/05/03

わさびのシコリ 7 抜糸

 5月1日

やっと抜糸。
シコリの周りをかなり切ったので、脚からお腹のあたりにかけて痛々しい。
先生が手際よくさっさと糸を取っていく。これが、けっこうちくちく痛いんだよね。
よく頑張ったよ、わさび。
そしてその後、初めての術後服。
茶色いからだに黄色いお洋服、、なんかチョコバナナみたいだな…と思う。
これでエリザベスカラーは外れ、毛がほわほわ生えてくるまで約3週間~1カ月は洋服生活となる。
毛が生えるスピードは人間といっしょとのこと。
猫にとっては違和感ありありだろうけど、傷のためにしょうがない。
それにしても、なんだかやたらにかわいい姿!
飼い主側としては、他の色の洋服も着せてみたい衝動に…。

腫瘍についてはまだ確定ではないけれど、やはり良い物でないことは確か。
ワクチンが原因で起こるともいわれる線維肉腫もどき?という。
広く言えばガン…。この手の腫瘍は近くに散らばるため、
再発の可能性も否めない。確立や頻度はわからないという。
だから、今回の手術はかなりの広さを取って切除された。
腫瘍の近くにあった小さなシコリも取ったとのことで、これは脂肪腫と脂肪肉腫の間のものと言っていた。

どうか今後、再発が無いよう、祈るしかない。


帰りはわさびもくったりとしていた。やはり病院は疲れちゃうよね…。
しかもちくちく痛くて怖かった。
そういえば、入院中お世話になったお姉さんのことを覚えていたらしく、
お姉さんが近づくと少し表情が変わった。


ワクチンは1カ月後にしましょうとのこと。
今、ニンゲン界でもワクチンが話題だけど、
ヒトもネコも、体調が悪い時は無理せずに、ということなのだ。



2021/05/01

わさびのシコリ 6 快適??ケージ生活

 わさびは24日無事に退院後、ケージ生活となった。

まさかの時のために買っておいたソフトケージ。そして子猫用のおトイレ。

こういう時に役立つのだ。


わさびは思いのほか前期で、不満そうに鳴いては時々ケージの中で大暴れする。

軽いケージが転倒しそうになるので、ビニールひもで補強した。


あきらめると、温めたユタポンを抱きしめるようにして寝ている。時々、おトイレを枕にしながら…。


トイレは順調だったが、ケージ生活初期は3回に一回外に漏れてしまっていた。

外でしたというより、わさびはトイレの壁に向かっておしっこを引っかける癖があり、それが出てしまったのだと思う。

それもほどなくして無くなり、おしっこもうんちも良好だった。

おしっこは1日2~3回、うんちは中指二本くらいを1日1回。


食事もよく食べていた。同居猫のくるみに食べられる心配がないので食事は出しっぱなしのため、いつもよりよく食べ40gくらいを完食していた。これは良いと思った。

お水もよく飲んでいた。


退院3日くらいから、時々ケージの外に出して、付き添いで散歩した。

包帯とエリザベスカラーが痛々しいが、よちよち歩く姿がなんともかわいらしい。

くるみはその姿を見るたびに始終警戒し、近くに近寄ろうとしなかった。

気のせいか、くるみの食欲がちょっと落ちてしまったようだ…。


日増しに元気も増してきて、カラーのフチをごつごつぶつけながら部屋中歩く。

勢いあまって破れかけの網戸を破壊してしまった…。

危なっかしくて散歩中は見ていないといけないが、

大きな手術をしたあとだけに、本当に元気でよかった。