「見えない敵」がまわりを囲んで3ヶ月。・・・まだ3ヶ月。
チェルノブイリや核に汚染された地域のその後の過程をみると、
それはそれは果てしない苦悩が続く気がします。
晩発性の病気や、遺伝子レベルでの汚染、産まれてくる子供の奇形・・・
知らなければ、知らないまま、通り過ぎていくような、
本当に「現実」とは思えない現実。
放射能は目に見えないのをよいことに、
大手メディアや政府は、詳細を教えてくれません。
内部被ばくの危険性は?
危険の具体的な姿は?
生物への影響は?
どこまで汚染されているの?
人の住めない土地は存在するの?
チェルノブイリなどの教訓がすでに存在し、
汚染地域の悲惨な現状も沢山知ることができるのに、
肝心な問いへの答えが、公には未だに出てきていません。
私達、特に子供達は未来に向かって生きているというのに、
その未来が、安全なのか、安心なのか、見えてきません。
大変におかしなことだと、思います。
情報の狭間に挟まれて、精神的に苦悩される方も多いでしょう。
かくいう私もその一人です。
情報格差の中で、周辺の人々との認識の違いに戸惑い、
自分がまるで逸脱しているかのように感じること事態が、
心の大きな不安に繋がってしまいます。
しかし、それでも、自分の信念をもって生きていきたいと思います。
「何もなければ、それでいい・・
未来に、毎日マスクしてた事もあったよね、と笑えればそれでいい」
最悪を考えることは負担ですが、
少しでも危険の可能性があるなら回避していく。
そうして、わたしは、これまでも食品添加物の問題や、
心から納得できない動物実験に対して、自分なりに向き合ってきました。
気にしすぎ!と言われればそれまでです。
人はそれぞれの価値観をもって生きていますし、
それを尊重することも大切です。
しかし、唯一無二の「生命」に関係する信念だけは曲げたくない。
疑念をもったまま、あるいは知らないまま、無知なまま、
朽ち果てたくないのです。
放射能の問題、原発問題、はては核の問題も、
今後一生付き合っていかなければならないのでしょう。
その為の心の準備はだいぶ整いつつあり、
豊富な情報やコミュニケーションツールも、今は沢山得られます。
自分の中で、インプットとアウトプットをこれからも恐れず、
積極的にやっていきたいと思います。