Kyon {Silence Of Monochrome}

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2016/07/21

あの頃、HR/HMが青春だった 3 ギタリスト編

ラウドパーク16に、なんとDOKKENがオリジナルラインナップで参戦するという・・・

家人がとあるラーメン屋で、隣に座った人が話しているのを聞いて、早速、私に伝達してくれた。
ちなみに家人はアンチHR/HMであるが、私がかつての(現在も)ファンであることは重々承知であるので、親切に教えてくれたのだった。

その話を聞いた翌日には、あの高額なチケットをコンビニで払う自分がいた・・・

いやいや、むしろお安いのでは?などと自問自答してしまう。

その日は、ボーカルはジェフ・テイトではないが、クイーンズライチが出るし、
同じ日に出演するデンジャー・デンジャーも大好きなバンドであった。
妙な名前のバンドだなぁ、と当時は思っていたが、
名曲「Under The Gun]など、とにかくメロディがぐっとくるバンドであった。


ところで、DOKKENは中学生の頃から一番好きなバンドであった。
当時、まだまだ子供だった私は、親にチケットを取ってもらっていたのだが、「なになに?ゾッケロ?」とか言い間違われて、やきもきしたものだった。

このバンドは昔からボーカルのドンとギターのジョージの不仲説があり、真相のわからないまま、
やがて私はHR道を後にしていった。

今はなんでも調べられるから、10月にライブも見れるし、おさらいしておこうとネットでウィキなどみると、
私が離れてしまってから、おやおや、だいぶギタリストがかわったのねと、あらためて知ったのだった。

そこに、レブ・ビーチの名前・・・大好きに「花輪」をかけて、大好きだったギタリストの一人である。

80年代当時、Wingerというバンドに属していた頃、その卓越したギターテクはもちろん、
キュートなイケメン顔は相当、ずば抜けていた・・・と記憶している。

「セブンティーン」で見せるダンサブルで軽やかにギターを奏でる姿や、
「Headed For A Heartbreak」で魅せる、ちょっとアンニュイでセクシーな立ち居振る舞い、
その美しさに、中学の私はぞっこんだった。
今でもその姿には釘付けになってしまう。


レブさんを描いてみた。ギターがちょっと大変だったが・・・。




同じくドッケンに所属していたジョン・ノーラムも、あのベビーフェイスが好きだった。
なのに結構エッジの効いたリフを弾くところが、たまらなかったりしたのだった。

ギャップに弱いといえば弱かった(弱い)。


最近、「ロックスター」という映画をみたが、そこにはあの、ザック・ワイルドが出演しており、
当時は、とても若くて超絶テクのオジーバンドのイケメンギタリストという印象が強かったが、
映画のライブシーンで、相変わらず長いストレートヘアを振り乱しながら弾きまくる姿を見て、
あれ、こんなにかっこよかったっけ?と思った次第。

なんとなく顔が似てるといえば、Lion のギタリストである、ダグ・アルドリッチも好きだった。
Lion のライブは、当時ドラマーの事故で中止となり、かわりにBad Moon Rising でその姿を見ることができた。

「ギターヒーロー」という言葉があるだけに、やはり他の楽器とはちょっと立ち位置が違って見えるのがギターだなとつくづく思う。

個人的にはテクニックやうまさよりも、どうしても顔に興味がいってしまうのだが、
上記の彼らは”顔よし、姿よし、演奏もよし”の三つ星だった。


うまいといえば、冒頭DOKKENのジョージ・リンチだが、好みではなかったのだけど、
彼が弾くギターのドッケンが、私は一番好きだった。


かつての「ロッキン・オン」読者である知人や家人には、HR/HM?ふんっと鼻で笑われ、
かたや、男気溢れるハードコアなHR/HMファンからいわせてみれば、
様式美・北欧系しか主に聞かない(ついでにイケメン好き)私は、
{ああいるよねそういうひと・・}と軽くあしらわれ、にっちもさっちもいかない立場ではあるのだが、

やはりカッコイイものはいい!良いものはいつまでもよい!という着地で、個人的には安定する。


というわけで、10月のラウドパークが、楽しみである。