Kyon {Silence Of Monochrome}

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2018/05/31

アゲハとキアゲハ 11 アゲハキンカン2号も寄生被害に…

29日、小さな個体のまま蛹になったキンカン2号。
30日、鮮やかな緑がみるみる土色に…。
そして鼠色になっていった。

同じく我が家で蛹化した正常なアゲハの蛹をみると、そのように急激に色が変わることはなく、明らかに様子がおかしい。

キンカン2号もレモン1号と同じく、小さな個体での蛹化に不安を抱いていた。
寄生虫にすれば宿主の大きさなど関係なく、自分ら本位で宿主を操作しているのではないかとすら思う。

このキンカン2号は卵からそだてたものだが、与えていた葉っぱに宿りバエの卵が付いていたのかもしれない。
流水で流す程度ではだめだということだ。
神経質な人はブラシでこするとネットに書いてあったが、4匹中2匹が被害にあったことを思うと、この付近ではそれくらい必要なのかもしれない。

とても悔しい。。

2号は泣く泣く廃棄となった…。


柑橘側(ミカンやキンカンを大事にする立場)からすれば、寄生バエやハチたちは益虫であり、生物農薬と位置づけられるようだ。
しかし、ある種の寄生バチや寄生バエにいたっては芋虫を終齢まで生かすので、葉っぱを食い荒らすことには違いない。
成虫にまでいたらないということが生物農薬足るということか。
害虫・益虫。あくまで人間の都合による差別だけど、自然界にとってはどちらでもなく、大切な共存関係ということはよくわかる。
ハエについては、彼らはダンゴムシやアリンコ同様、素晴らしいお掃除屋さんということだ。
そして他の生物の餌にもなる。

しかし、大事に大事に育てたアゲハの幼虫が奪われた恨みと悲しみ。
これも人間である私の勝手な感情だけど、カンタンに拭い去ることができない。



一方で、昨日30日、アゲハのレモン2号が無事に蛹化した。
美しいフレッシュグリーンの蛹だ。これが寄生の被害がない、普通の正常な蛹だと思う。
1日たっても鮮やかな色は変わっていないのでおそらく大丈夫だろう。
羽化の予定は10日後の、6月8日。

シジミチョウ 7 第一号羽化!

前日29日から時間を追うごとに蛹の黒化が進み、30日、朝7時ごろ、小さな小さな個体が出てきた。
22日に蛹になってから8日で羽化に至った、第一号。

ヤマトシジミ。
落ち着いたグレー色に黒い点模様がアクセントの、巷ではなじみ深い蝶だ。
なかなか見れないが、翅を広げるととても美しい青色だ。

開帳12cmを超えるキアゲハと比べると、蛹もそうだが、成長も本当に小さい…。
この1cmにもみたない蛹から本当にでてくるのだろうかと半信半疑であったが、
無事に羽化した。
正直ほっとした。。

予想通り、蛹から這い出してきて、紙コップの側面をよじ登り、翅を乾かし始めた。
アゲハは乾くのに10分程度かかっていたが、シジミはわずか2分程度。

ケースの中で、おきまりの両方の翅をくりくりこすり合わせる姿をしたかと思うと、
1時間くらいしたら、もう飛べそうな様子になった。

羽化から2時間後、ベランダで放蝶したが、すぐにふわふわ飛んだかと思うと、ご近所の屋根の上に止まり、そこから2時間くらい動かなかった。
出すのが早かったかと不安になったが、雨の降りだす前に移動したようだった。

ベランダに行くと、鮮やかな青いシジミチョウがふわふわと飛び立っていくのがみえた。
彼らの食草であるカタバミのはえたコンテナから、もう一頭、同じ日に羽化し飛び立ったようだった。


彼らの卵や幼虫を見つけるのは、その微細さにきわめて困難だと思う。
私は母シジミの産卵に偶然にも立ち会えたので運が良かった。
こういう機会がまたあるか、わからない。
また彼らに出会えるように、あのカタバミコンテナは大事にしておきたいなと思う。

2018/05/29

シジミチョウ 6 22日に蛹化したこが羽化間近

キアゲハやツマグロヒョウモンと比べると、本当に小さいサイズのシジミチョウの蛹。
ほんとうにこの中に蝶が収まっているのだろうか?

本日、22日に蛹化した蛹の色が時間を追うごとに変わっていった。
夜にはほぼ全身黒色に。
羽化まじかということだろう。

キアゲハは7頭すべて無事に羽化し(残るは1頭)、成虫は素晴らしい美しさだった。
アゲハも蛹化したものが2匹おり、羽化が待ち遠しいが、
本心はこのシジミチョウの羽化が一番楽しみなのである。

日ごろなかなかゆっくりみれないあの爽やかなブルーの翅を見せてくれるだろうか?
明日から3日、雨降りなようなので、羽化しても外に出せないのでは?
などといろいろ考えつつ。
一番大事なのは、早起きせねば。

シャクちゃんは常に枝のふりをする 〜6 スミレちゃん羽化

28日、キアゲハたちが次々と羽化した日、ヨモギエダシャクのスミレちゃんもひっそりと土の中から孵化していた。

前に羽化したミントちゃんより一回り小さい。
やはり、ミントの方が栄養価が高かったか。それとも性別が違うのか、個性なのか?

蛾らしく、ケースの側面にペタッと張り付いていた。

夕方、スミレちゃんをケースから外にだした。
小さいわりには飛ぶ威力が強い。羽音にちょっとびっくりしてしまった。
ベランダの下の方にへばりついていたが、夜にはもういなくなっていた。

残るはスミレ2号。

アゲハとキアゲハ 10 キアゲハ7号が羽化、そしてアゲハレモン1号が寄生…

キアゲハは昨日、18日に蛹化した3頭が次々と羽化した。
皆、戸惑うことなく、飛び立っていった。

そして19日に蛹化した7匹目の無農薬パセリ育ちのキアゲハの蛹が、昨日黒化しはじめ、本日午前9時ごろ無事に羽化した。さすが栄養たっぷりのパセリをもりもり食べまくっただけあって、先に旅立ったキアゲハのように、開長12cmはある立派な成長ぶり。

羽化も見ることができた。
タテハチョウ科のツマグロヒョウモンは逆さにぶら下がる垂蛹なので、羽化時に真っ赤な老廃物がバッと出るが、アゲハは逆なので、老廃物がすべてケースに収まっている。蝶が老廃物を出すとき、シャーっと勢いの良い音がした。
(ケースの裏でなったこは、蛹からこの老廃物が流れ出てしまっている場合もあった)

1時間ほどじっとしていたと思うと、他の蝶同様、出してくれと言わんばかりにバタバタ騒ぎ出した。
今日は風も穏やかで天気が良かった。ベランダでケースの蓋を外すと、ほどなくしてふわりと空へと飛び立っていった。

パセリのキアゲハたちはみな、蛹化から10日で羽化に至った。


蝶の寿命は自然界だと1週間から2週間程度だという。
もしかしたら、飛び立っていった蝶たちは、鳥やカマキリたちなど、他の生物の餌となってしまうかもしれない…。それは命をつなぐ大切な役目だからしょうがないと思う。
だけど、こうも思う。
どうか、ニンゲンの手にはつかまらないでほしい。
とても美しい蝶だからこそ、人の好奇心の対象になってほしくない。
それだけは、なんとなく・・・心がざわざわとする。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一方アゲハについては、今日はショックなことが…。

レモンの木で保護した幼虫、約5日前蛹になったが、小さい個体のままであったのが少々不安であった。その時の色はまだ淡いグリーン。

その後、日を追うごとに変色、これは怪しいと、牛乳パックに移し、他のものとは別にしておいた。
さらに怪しい色になってきて、側面に黒いしみのようなものも見えてきたので、昨日の時点で外に出した。

そして本日、中を開けてみると…。

茶色に変色した蛹の側面から、たらぁーっと液が漏れ出していた。
そしてパックの下に何かが見える。これはまずいと、恐る恐る確かめた。

出てきたのは赤茶色の丸いものが3個。どうやら蛹のようだ。

幼虫は2ミリ程度の若齢で保護した。その前におそらく、寄生バエの卵が付いた葉をくちにしてしまったのだろう。ハエたちはアゲハ幼虫の食痕を目印に、卵を産み付けるらしいのだ。
そして幼虫が蛹になったと同時に、体内でハエの天下となり、アゲハは亡くなったのだと思う。
本当に悔しい…。

想像するのも嫌だが、体内のハエは昨日の夜にウジとして蛹から出てきて、蛹になったのだろう。蛹になるとき脱皮はしないらしい。
彼らも同じ命なのだけど、少ないながらも一生懸命調達したレモンの葉っぱを食べたいだけ食べて、アゲハの命を奪い、なんて奴らだという思いが強くでてしまう。。
私も浅はかなニンゲンのひとりなので、3つの蛹は破棄した。


アゲハの蛹での辛い想いはこれで2度目。
3度目の正直はあるだろうか?
27日に蛹になったキンカン1号はしゅっとしたフォルムで現在も薄緑色のきれいな蛹だ。
そして本日、キンカン2号が蛹になったのだが、いかんせん、小さいまま蛹になってしまったようだ。
もしかして、調達した葉にまた…?
2-3日、様子を見ておこうと思う。