Kyon {Silence Of Monochrome}

Kyon {Silence Of Monochrome}
上記をクリックするとKyonイラストのホームページとなります。ぜひご覧ください。

2018/02/22

ツマグロヒョウモン~保護したツマさんたち(よっちゃんと幼虫5号)36~ 蛹が21日目

2月22日
昨日は薄曇りだったが、時々太陽の光が薄い雲の層から覗いていた。
しかし今日は厚い雲に覆われて、雨も少し降っている。
ツマグロヒョウモンたちや花々と付き合うようになって、ことさら天気が気になるようになった。朝昼夜の天気予報がその都度楽しみになっている。
今日の予報によれば、寒いのももう少しの辛抱、3月には一気に春めいてきそうだ。


ツマグロヒョウモンのよっちゃんは産まれて83日目となった。
ちょっとづつ姿が変わっても、動きが多少鈍くなってきていても、元気に過ごしてくれている。
しかしこういう気温が低く太陽の光がない曇りや雨の時は、さすがに動かない。
翅はいつものようにふわっと広げているが…。
お昼にあげたハチミツ水は口吻を微細に動かしすいすいと吸ってくれていた。
いつもの変わらぬ姿にほっとする。


・・・さて、幼虫5号の蛹は21日目(3週目)となった。
夏場や秋ならばもうとっくに生まれている。
やはりまだまだ冬の気温だから、羽化に時間はかかるだろう。
もしかしたら、この羽化してくることよっちゃんがクロスするのではないかと思っている。
ただ、そうだとしても、齢を重ねたよっちゃんのストレスになるとよくないので、同じネットに入れることは考えていない。
そのことよっちゃんが同じ桜の花の香りを嗅げたならば、それほど素敵なことはないと思う。
桜を見るツマグロヒョウモンは自然環境ではあまりいないのではないだろうかと思う。
かれらが活動期に入るのはだいたい6月頃からだろうから、もし、よっちゃんや5号が桜の花を見れて香りをかげたら、なにかのついでに、蝶ならではの方法で、こんな感じだったよと仲間に伝えてくれるかもしれない。


まずは無事に羽化してきてくれることを願っている。
冬の気温はツマグロヒョウモンたちにとって、やはり過酷であるから。