3月11日
今日はまっていたお日様が昼頃から顔を覗かせてくれた。
よっちゃんは産まれて100日目をむかえた。
毎日二回の蜜もよく吸うし、こういう天気の良い日はずっと翅を広げている。
蝶のオスには一定の場所で翅を広げるという占有行動があるというが、よっちゃんもそのつもりなのだろうか?
とすると、ちょっとほほえましい。
ミコちゃんは10日目となった。まだまだ瑞々しい。
ただ、蜜を吸ったり吸わなかったり…。今日も2回目の蜜はそそくさと吸うのをやめてしまった。
二頭をならべるとやはり飛び方、飛ぶ力強さが違うと感じる。
よっちゃんは小さな羽でもバタバタっと音が聞こえるぐらいだが、ミコちゃんはふわりふわりと舞うように飛ぶ。
こんな弱い飛翔力でもメスの個体がそんなに減らない理由に、ツマグロヒョウモン自体が鳥にとってまずいのではないかという仮説があるという。毒の無いものが毒の有るものに擬態する「ベイツ型擬態」ではなく(ツマグロヒョウモンは毒蝶のカバマダラに擬態しているという説がある)、毒のあるものが同じく毒のあるものに擬態する(例:ハチ類)「ミューラー型擬態」ということらしいが…。
明日からはもっと春の陽気になるらしい。
先日の夕方、外で初めて蝶か蛾が飛んでいるのをみかけたが、遠目だったのでそれがなんなのかはわからなかった。
おなじみのモンシロチョウやシジミチョウ、アゲハチョウが姿を現すのもまだまだ先か。
桜の開花とともに、彼らと再び出会う日々が待ち遠しい。