今日は天気も良く、絶好のお花見日和。近所の桜も次々と開花している。
ベランダのビオラも気持ちよさそうだ。
ミコちゃんも春のやわらかい日ざしを浴びると、ゆっくりと翅を広げネットの中を動いていた。
身体が温まって、それからふわふわと飛ぶのだが、時々逆さに落ちてしまったりする時があり、みているとハラハラする。
そして今日、ミコちゃんは不思議な行動をみせた。
2回目のごはん、ハチミツ水を近づけるとすんなり乗ってきたミコちゃん。ハチミツ水はミコちゃんから爪楊枝を何本か束にしてそこにティッシュを巻き付けたものに変えた。
しばらく吸っていたが、そのうち楊子の部分に口吻を動かしながら押し付けはじめた。楊子の部分には蜜は染み込んでいない。5分くらいずっと続けているので、その部分にハチミツを含ませたティッシュを置いてみたがミコちゃんは素通り。そのまま口吻をせわしく動かしながら、翅をふわふわ動かし、ネットの側面に移動してしまった。
なんだったのだろうか?
ツマグロヒョウモンも一頭一頭、個性がある。
よっちゃんとミコちゃんだけ見ていても、明らかに違う。
これは空を飛んでいる蝶の数だけ、個性があるということだろう。
先日、久々に川沿いを歩いてみた。
12月に抜かれたスミレは、コンクリートで埋められた部分以外、見事に復活していた。凛とした形のよいスミレ特有の葉があちこちで確認でき、美しい花を咲かせているものもあった。
吉祥寺に行くいつものサイクリングロードでも、そこかしこにスミレのかわいらしい花を見つけた。
この時期、桜の花はいわずもがなだが、私は道端でひっそりと咲く、この可憐で華奢な、しかし頑丈な植物の花にこそ、心がときめく。
ヒメスミレの花。淡いピンクでかわいらしい。 スミレやビオラの花は、どこか蝶が羽ばたいているようにも見え、好きだ。 |