Kyon {Silence Of Monochrome}

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2018/01/11

ツマグロヒョウモン~3頭のツマさんたち(羽化不全と保護したこ)22~ よっちゃん、また脱走(飛?)。

1月11日
今日も朝から快晴。だか、夜は氷点下になるかもしれないという。

ツマジロウさんは、生きたままの姿で紙のケースの中にいる。
家人もまるで生きているようだと驚いていた。
生き物は死ぬとき、苦しむと、その様相が変わることもある。
今まで見てきた昆虫の死体はほとんど仰向けになっていた。
蝶にいたっては横になっていたり、やはり翅を広げた状態で仰向けという姿が多かった。
しかし、ツマジロウさんは、立ったままの姿で、一昨日、食事をあげて、お休みと別れたそのままの姿で、虹の彼方に旅立っていった。
本当に、魂だけが、すぅ~っと抜けていったようだった。


ツマサブロウさんとよっちゃんは40日目となった。

ツマサブロウさんは広くなったケースの中で日光浴をし、パタパタと動いた。
気になるのは、ツマサブロウさんは翅のゆがみから、よくひっくり返ってしまうということ。
今はまだ腹筋も背筋もあるようで、くるっと立ち直るが、やがて衰えてきたときにそれもできなくなるかもしれない。
注意しておかねばと思う。

よっちゃんも日を浴びて、よく動いた。
そのハタハタ動き回っているときに、私は食事としてしまったがために、
よっちゃんは蜜に集中することなく、手に登ったり、羽ばたいたりして、
ふわっと特大ネットから出てしまった!!

光に向かって、窓側にふわふわ飛ぶよっちゃん。
下で、猫のわさびが待ち構えている!
下に降りたよっちゃんを、動体視力抜群の猫がとらえようとして、猫を必死におさえた。
よっちゃんは窓とカーテンの間に入り込んだので、カーテンの入り口を抑え、
降りてきたよっちゃんをなんとかして手のなかに収めた。
そして、特大ネットに戻した。

冷や汗をかいた。あわや猫と蝶が大惨事となるところだった・・・・・・。

日光を浴びた直後、動き回る蝶(特に飛べる蝶)には食事させないこと、
ちょっと休ませて、じっと止まってきたころに食事を与えることと、肝に銘じた。


チビ幼虫はみるみる成長してきた。
食事は夜中にも取っており、昼の12時くらいにまた動き出して、モリモリ食べる。
また日が落ちてきたころに食事をするだろう。
食事→消化→排泄サイクルの時間の感覚はなんとなく一定しているようだ。