今日は気温が高かった。冬のコートでは汗ばむくらいだ。
よっちゃんは48日目となった。
日光にあたると、いつものように翅をふわっと広げ、呼吸するようにゆっくりと動かす。
蜜もよく飲んでくれた。
午後は早めに蜜をあげるようにした。
綿棒に口吻をあててすいすいと吸っている。
そういえば昨日の夕方、蜜を吸ったあと、綿棒にしがみついたままぼーっとしているよっちゃんを、いつものように自分の指に乗せて、ネットの壁面に移動させようとしたとき、
指に乗ったよっちゃんが口吻を指にこすりつけてきた。それが少しくすぐったかった。
今日は蜜を吸いながら、口吻で脇腹あたりを掻いていた(?)かゆかったのか?
しばらくそれを繰り返したあと、また蜜を吸い始めた。
毎日、違った顔を見せてくれる。
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一方、チビ幼虫はもうチビではなくなってきた。
12月17日に保護してから1カ月経ち、大きさは4~5倍となった。
外のスミレはいよいよ休眠状態に入ろうとしているのか、枯れ始めてきているし、
みずみずしい葉があったとしても、サイズは小さい。
それに反して、幼虫の食欲は増すばかり…。
1日、葉を2枚は食べるようになった。
あとどれくらいで蛹化だろう?
ちゃんと食べて育っても、蛹化に失敗するこもいる。原因はわからない。
蛹化、ここが第一関門だ。そして、羽化。これも大変な作業だ。
春、そして夏、秋に舞う蝶たちはとても軽やかで優雅だけれど、
ものすごい試練をくぐりぬけてきたこたちばかりなのだ。
春、私が最初に目にする蝶は、たぶん、特別な輝きを放っているだろう。
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無農薬で購入したニオイスミレは、一個の葉がすべて枯れてしまった。
休眠に入ったと思おう…。
他の二個のうち、一個は花のつぼみが膨らんできた。
この時期に開花か…。楽しみである。
ツマグロヒョウモンたちに、スミレやビオラを教えてもらい、
それらを育てる楽しみも増えた。