穏やかな冬晴れが続いている。昼間はほんのり暖かい。
日光浴中のツマジロウさん。 |
日光浴するツマジロウさんとツマサブロウさん↓
ツマジロウさんは21日目、ツマサブロウさんとよっちゃんは産まれて20日目となった。
みな、翅が少しづつ欠けてきた。
ツマジロウさんは以前よりもゆっくりと蜜を飲むようになった。
よっちゃんも…。
ツマサブロウさんは時々、飲みたくないらしく、そういう時はあきらめて次の機会にしている。
1日2回の食事は守っている。
3頭ともまだまだ元気そうだが、確実に時を重ねていると感じている。
ツマサブロウさんは休むとき、ケースの壁面の上の方や蓋に捉まっていることが多い。
蝶の本能かもしれないが、腕力がある証拠だと思う。
よっちゃんもネットの中に備えてある草木にとまるか、ネットの上の方で休む。
ケースに貼りつくツマサブロウさん。 まだまだ、腕力があります。 |
一方、ツマジロウさんは、ケースの下に置いてある、丸めたキッチンペーパーに両脚をかけて休んでいることが多い。そこで口吻をちゅるちゅると動かしている。
キッチンペーパーに寄りかかって休むツマジロウさん。 休むときは触覚もやや平行になります。 |
なかなか、皆、個性的である。
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保護したチビ幼虫は半ば冬眠中かあまり動かない。日ごろは枯葉の裏にいて眠っているようだ。
チビを入れた虫かごは、夜は玄関にしまう。
昼間は暖かい日差しのなか、少しケースを置いておくと、チビがひょっこり顔をだすことがあったが、それも少なくなった。
でもいつ食事をするかわからないので、ケースの中にスミレの葉を絶えず入れておくようにしている。
この葉の補給が、スミレの群生地が無くなってしまった今、とても難しい。
以前、幼虫を飼育していた時に見つけておいたスミレスポットはあと何か所かあるので、そこでなんとかしのいでいるが・・・。
悩みに悩んで、自分でもなんとかしようと、先日は無農薬のスミレを苗を探し、購入した。
ニオイスミレという種のスミレである。
まだ小さな苗だけど茎がしっかりしていて丈夫そうだった。このこたちを大事に育てて、春までに少しでも成長してくれたらと思う。
チビ幼虫は3~4月までなんとかこの状態で越冬させたい。
そして5月を過ぎたら、無事に蛹化し、羽化して、大空を舞ってほしいというのが私の願いだ。
幼虫の越冬は初めてなので不安も多いが、なるべく自然に近い状態で過ごさせようと思う。
日光浴するツマたちが気になって仕方ない。 しかし、ついつい紙袋にも入ってしまうわさび。 |